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■「人民元」とのこれからの関係

近年、急激な経済発展で世界中が注目している中国ですが、その影響力は、日常に日本で暮らしていても、中国からの旅行ツアーやその買い物事情などのニュースが頻繁に入ってくるほどです。
中国にももちろん通貨はあり、「人民元」と呼ばれています。これだけの発展を遂げている中国通貨ですので、投資の世界にも話題は上りそうですが、様々な事情がありまだそれほどの熱を持っていません。
中国は2005年6月まで、1ドル=約8.28元の固定相場制を敷いていました。
これは中国政府による政策、自国の輸出産業を保護する政策に基づいたもので、世界銀行の試算した購買力平価の約1/5にほどに抑えられているのではとの見解もあり、中国の経済の実際の成長などを鑑みると、実質は1ドル=2元ぐらいにまで上昇しているのではないかといわれていました。
その後、中国国内でも諸外国でも、少しづつこの問題に関する議論が高まっていきました。
中国政府としては、元を低水準で固定し続けるには為替介入を行い続けねばならず、これが大きな負担となっており、また、中国に対する貿易赤字が増大化していたアメリカ政府も元の動向に圧をかけて行きます。
こうして、それまで敷いていた固定相場制を、幾らかの貿易相手国の為替相場と連動させていく通貨バスケット制を導入し、実質的に元を切り上げてその価値を上げることに踏み切り、これ以後、自国の経済成長と輸出産業の保護、アメリカに対する貿易の黒字と外貨準備高の調整を行いつつ、年間に約5%で切り上げを行いつつ、レートの適正化を図っているのです。

固定相場制にて1ドル=約8.28元に抑えられていた頃、日本と中国の貿易での取り引きは、いささか面倒な物でした。
米ドルを介して、元と円との取り引きが行われていたため、米ドルの為替相場の値動きに影響を受ていたのです。また、円を米ドルに換え、その米ドルをもって元との取り引きを行っていたために、手続きが面倒であり、また手数料も二重にかかるなどの事が、元と円との取り引きを、ひいては中国と日本との取り引きを邪魔していたのです。
2012年の5月29日、当時の財務大臣から、東京と上海の外国為替市場での元と円の直接取引を開始するとの発表があり、また中国の中央銀行である中国人民銀行も同日にその胸の発表を行い、6月1日より元と円との直接取引が始まったのです。
直接取引が開始われた背景には、日本と中国の経済的な強い結びつきが関わっていて、日本においては中国が、アメリカを抜いて近年での最大の貿易大国になっており、また中国にとっても、外貨獲得の対象として日本の円の需要が高まっているからだという見解があります。
いずれにせよ、元と円の直接取引が始まったことは、大きな変化となって、両国間の投資や貿易に効果を及ぼし、利便性とスピードが格段に高まって活性化を呼ぶことになりました。

例えば、それぞれの国の商社や銀行、証券会社などの貿易や投資に関わる取り引きについて、為替相場の変動のリスクや取り引きのコストを軽減することができるために、二国間の貿易や経済流通は活発化し、それが波及的効果になり、現在の中国から日本への旅行、買い物ツアーへと繋がっているのです。
ここ数年に起きた一連のユーロ危機では、米ドルとユーロが売られて、通貨基軸とそれに準ずる通貨の安定性が低下し、不透明さが広がりました。ここにきて元と円とが直接取引されることは、非常に有意義な事であり、日中双方の金融、経済市場の活発化のみならず、世界の金融市場での元と円との影響力を高めて、全体の取り引きを活発化させる効果も期待できるのです。
こうした通貨を投資取引の銘柄として取りを行う、FXやバイナリーオプションでは、このような全体の流れや、通貨の特性、各国との関連性を理解しておくことはとても重要であり、時には利益を産んだり、損失を防ぐ貴重な情報にもなりえますので、こうした通貨説明をしている取引業者を選んだり、サイトやニュースをチェックして動向をつかんでおくことに決して無駄な事はないでしょう。